secretを使わずに「秘密で、内緒で」って英語でなんて言うでしょう?(just) between you and me もしくは(just) between usという表現は聞いたことがあるかもしれません。私たちだけの間、つまりここだけの話、ということなので「秘密で」という意味ですね。
しかし、ネイティブはこれ以外にも「秘密で」という意味の様々な表現を使っており、ニュアンスの違いに応じて使い分けています。よく使われる表現6つと、使い分けのポイントを解説します。
この記事でわかること(一覧)
| 表現 | ニュアンス |
| off the record | ここだけの話(公表しない前提) |
| Keep it to yourself. | あなただけに留めておいて |
| confidential | 極秘の、機密の(フォーマル) |
| under the table | 内緒で、不正に |
| hush-hush | しー、内緒(カジュアル) |
| under wraps | (発表・公開前に)伏せておく |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ネイティブが使う「秘密で」の英語表現
その1.Off the record
これこそまさに「オフレコ」の由来で、「ここだけの話」という意味です。
英英辞典によると
off the record:
If someone says something off the record, they do not want it to be publicly reported (Longman Dictionary)
とあり、録音・録画して公に報道されないように、という意味から始まっていますが、友達や同僚との間など、幅広く使うことができます。
例文1
May I speak off the record?
ここだけの話をしてもいいですか?
例文2
Off the record, I don’t think this plan is gonna go well.
ここだけの話、このプランは上手くいかないと思う。
その2.Keep it to yourself.
「あなただけで留めておいてね」ということで「ここだけの話」となります。上で紹介したoff the recordとbetween you and me (us)と言い換えて使うことができます。
例文1
Keep it to yourself, I’m getting a promotion next month and I’ll be a team leader.
誰にも言わないでね、来月昇進してチームリーダーになるんだ。
その3.confidential
上で紹介した3つは口語的な表現ですが、confidentialは主に書き言葉やフォーマルな場面で使われる「極秘の、機密の」という意味です。手紙で封筒に「親展」と書き、宛名に書かれている本人に開けてほしいことを示すことがありますが、英語でも同様にConfidentialを使うことがあります。
似たような意味の単語にclassifiedがありますが、「(軍事情報や重要な文書が)機密扱いの」というような時に使われ、より厳重に扱うべき事柄に使われます。
例文1
This information is strictly confidential.
この情報は極秘情報です。
例文2
The system was hacked and confidential information was leaked.
システムがハッキングされて機密情報が漏れた。
その4.under the table
これは上の3つとは異なり、別の文脈で使われる表現です。テーブルは食卓としてのテーブルだけではなく、ビジネスなどの話・議論をする場という意味もあります。
under the tableは、何かがテーブルの下でなされる、つまり、表には出てはいけないことをコッソリ行うということで、「内緒で」「不正に」という意味になります。
例文1
The deal was made under the table.
その取引は秘密裏に行われた。
例文2
They offered her money under the table so she won’t blow the whistle.
彼らは彼女が内部告発しないように賄賂を渡した。
(*blow the whistle「(不正など)を暴露する」)
その5.hush-hush
hush-hushは「しー、静かに」という擬音のhushを重ねたカジュアルな表現で、「秘密の、内緒の」というニュアンスで使われます。confidentialよりもくだけた響きで、日常会話やチームの雑談などで使いやすい表現です。
例文1
The new product launch is still very hush-hush; even most of the staff don’t know about it.
新商品の発売はまだ極秘扱いで、スタッフのほとんどもまだ知らないんだ。
その6.under wraps
wrapは「包み、覆い」という意味があり、under wrapsは何かに包まれてまだ見えない状態、つまり「(発表・公開前のことを)伏せておく」という意味で使われます。新商品や新しいプロジェクトなど、発表前の情報を隠しておくときによく使われる表現です。
例文1
The company is keeping the new design under wraps until the official launch.
その会社は正式発表まで新しいデザインを伏せている。
まとめ
「秘密で」を表す英語表現は、カジュアルなもの(off the record、keep it to yourself、hush-hush)からフォーマルなもの(confidential)、特殊なニュアンスを持つもの(under the table、under wraps)まで幅広くあります。場面や相手との関係性に応じて使い分けられると、より自然な英語表現になります。



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