「金のなる木」「とんとん」は英語で?cash cow・break evenなどビジネス英語イディオム4選

ビジネス英語

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ビジネスの話をしていると、「~は儲かる、儲からない」「~は利益率が高い、低い」といった話はよく出てきますよね。

ここではそんな時によくネイティブが使う、ビジネスのお金周りに関する英語表現を4つ、例文と使い方もあわせて紹介します。

それぞれの単語からは想像しづらいイディオムもありますので、意味を知っておくだけでもいざネイティブがこれらのイディオムを使ったときに「???」とならずに済むのでぜひチェックしてみてください。

 

この記事でわかること(一覧)

表現意味
cash cow利益を生み出す商品・サービス・人材(ドル箱、金のなる木)
break even利益も損失もない状態(とんとん、五分五分)
quick buck / fast buck簡単に手に入るお金
strike gold大金を儲ける、富を築き上げる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

お金周りの話題で使える英語イディオム4選

 

cash cow

cash(現金)+ cow(牛)でどういう意味でしょうか?

牛は牛でも、cowは「乳牛」を指す牛であることがポイントです。

ミルクの代わりに現金を生み出す牛、ということで、cash cowとは「利益を生み出す商品・サービス・人材」のことを言います。

日本語では「ドル箱」「金のなる木」と言ったりもしますが、英語でmoney treeと言っても同じ意味です。

 

実はこのcash cowというイディオムには他にも同意語がたくさんあります。

 

cash cowの同意語

  • Money tree
  • Money-maker
  • money-spinner

= a product, service, business, or activity that makes a profit(Cambridge Dictionary
まさに「金のなる木」ですね。Money-makerは「自身でお金を生み出す人」つまり「資産家」の意味もあります。

  • A licence to print money*

= If a company or activity is a license to print money, it causes people to become very rich without having to make any effort.(Cambridge Dictionary
何の努力もせずお金が得られる会社・活動(ネガティブなニュアンスで使われることが多いです。)

*licence”(名詞)もオーストラリア/イギリス式の綴りです(アメリカ式は名詞・動詞とも”license”で統一)。オーストラリア/イギリス式では、名詞は”licence”、動詞は”license”と使い分けます。

 

また、これらはどれも口語的でカジュアルな表現です。

フォーマルな場ではprofitableを使うのがいいでしょう。

みかん
みかん

これらの英語表現は、ビジネス英会話でよくでてきますので、全部使いこなそうとしなくても、意味が分かるだけでも十分役に立つと思います。

 

例文1

This video stream service has been a cash cow for our company.
この動画配信サービスは我々の会社にとって金のなる木だ。

例文2

Industrial drones will be a money tree in the near future.
産業ドローンは近い将来ドル箱になるだろう。

例文3

I think importing Japanese products can be a money-spinner in Australia.
日本製品を輸入するのはオーストラリアではお金になると思う。

例文4

She’s our money-maker for our team.
彼女はうちのチームの稼ぎ頭だ。

 

break even

Evenは「対等の」「平らな」「同点の」といった意味がありますので、そこから想像するとbreak evenの意味もわかりやすいかもしれません。

 

break evenとは

to have no profit or loss at the end of a business activity (Cambridge Dictionary
「ビジネスの成果として利益も損失もないこと」

日本語では「とんとん」「五分五分」と言ったりもしますね。

 

例文1

We have to sell 100 units at least to break even.
最低でも五分五分になるには100個売らないといけない。

例文2

Due to the unexpected costs, we only just broke even.
予想外のコストがかかってとんとんで終わった

 

quick buck / fast buck

buckとはdollarのカジュアルな言い方ですので、「手っ取り早いドル」という直訳からもこの英語表現の意味は想像しやすいと思います。

quick buck(= fast buck)とは、「簡単に手に入るお金」を意味します。

よくmakeやearnと合わせて使われ、make a quick buck、earn a quick buck「手っ取り早くお金を稼ぐ」という意味になります。

 

例文1

The job sounded like a quick buck, but something seemed very fishy. I guess that was a pyramid scheme.
その仕事は手っ取り早くお金を稼げそうに聞こえたけど、何かすごく怪しかった。たぶんネズミ講だと思う。
*pyramid scheme「ネズミ講」

Money doesn’t grow on trees.「金のなる木はない(⇒お金を稼ぐのは簡単ではない)」というイディオムがあるように、手っ取り早くお金を稼げるなんていう話は怪しいことが多いので、quick buckという英語表現も、ネガティブなニュアンスで使われることが多いです。

 

strike gold

Strike(ストライク、~を打つ)+ goldは文字通り「金を掘り当てる」という意味もありますが、ビジネスやお金のトピックでもよく使われます。

strike gold とは

strike gold:
to make large profits or to become rich (Cambridge Dictionary

つまり「大金を儲ける、富を築き上げる」という意味があります。

例文1

J. K. Rowling struck gold with the Harry Potter series.
J. K. ローリングはハリーポッターシリーズで大金を稼いだ

例文2

The startup is trying to strike gold with this new product.
そのスタートアップはこの新商品で一発当てようとしている。

 

いかがでしたか?全部無理に暗記するのではなく、本記事を何度か読み返すなどして、まずは「英語を聞いて・見て意味が分かる」レベルまで持っていけたらOKだと思います。

 

お金の話題に関連して、下記ではビジネスシーンで使われる、お金・経済の様子を表す英語表現を紹介しています。

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