How are you?と言われたとき、I’m good.のワンパターンな返事になっていませんか?
私はオーストラリアに来たとき、How are you?と言われるとよく少し頭がフリーズしていました。
I’m good. ばかり使っていたのと、そのあとどうしたらいいのかわからず、「How are you?」という質問が苦手な時期がありました。
I’m fine, thank you.は文法的には正しいですが、友人・同僚同士のカジュアルな会話ではやや硬く、教科書的に聞こえてしまうことがあります。
実際、私の周りのネイティブがHow are you?にどう返事しているかを観察してみると、I’m good.は一番頻繁に使われています。でもせっかくなら色々なバリエーションを使いこなせたほうが英語での挨拶も豊かになってワンランク上の英語を目指せそうですよね。
今日は英語で「元気」「相変わらず」「大変」を表す返事のバリエーションと、英語での挨拶を苦手に感じないためのコツを紹介します。
「元気だよ」のバリエーション
Great, thank you for asking. 「元気だよ、聞いてくれてありがとう」
I’m good.よりも少し丁寧で温かみのある返事です。相手が気にかけてくれたことへの感謝も込められています。
例文1
Great, thank you for asking. How about you?
元気だよ、聞いてくれてありがとう。あなたは?
Very well, and yourself? 「とても元気だよ、あなたは?」
Very wellはI’m goodやI’m fineよりもフォーマルな響きがあり、目上の人やビジネスシーンでのやり取りに向いています。

Very well, and yourself?は上司や、あまり親しくない相手に使うと丁寧な印象になります。逆に仲のいい友達に使うと、ちょっと他人行儀に聞こえることもあるので、相手との距離感で使い分けると自然です。
例文1
Very well, and yourself? It’s been a busy week.
とても元気だよ、あなたは?今週は忙しかったな。
「相変わらず」という英語表現のバリエーション
Same old same old. 「相変わらずだよ」
Same oldを2回繰り返して使われます。発音は「セィモゥセィモゥ」という感じです。文字通り、特に代わり映えがなくいつも通り、というニュアンスです。oldがなく、Same same.だけの時もあります。
この表現は、「(前回会ってから)特に変わったことはないよ」というニュアンスが強いため、
毎日顔を合わせる人からの軽いHow are you?よりも、
しばらくぶりに会った人からのHow have you been?「元気にしてた?」や
How’s it going?「最近どう?」への返事として使うほうがより自然です。
Nothing special. 「特に変わったことはないよ。(=いつも通り)」
特別なことは何もないよ、ということで「相変わらず」「いつも通り」となります。同じ意味の表現として、
- Nothing new.
- Nothing to report (back on).
- Nothing much to update.
と言うこともあります。こちらもSame old same old.と同様、久しぶりに会った人からの質問への返事に向いている表現です。
Just as usual. 「いつも通りだよ」
Same as usual.も同じ意味です。
All right. 「まあまあだよ」
All right.は「大丈夫」「まあまあ」というニュアンスで、忙しい日々の中でも特に問題はない、というときに使えます。
例文1
I’m all right, it’s just so busy these days.
まあまあだよ、最近はちょっと忙しいだけで。
Not too bad. 「悪くないよ」
直訳すると「あまり悪くない」ですが、「まあまあいい感じ」というポジティブ寄りのニュアンスで使われます。
例文1
Not too bad, thanks for asking!
悪くないよ、聞いてくれてありがとう!
Can’t complain. 「文句なしだよ」
直訳すると「文句を言えない」ですが、「特に不満はない、順調だよ」という意味でよく使われるカジュアルな表現です。
例文1
Can’t complain. Work’s been good lately.
文句なしだよ。最近仕事も順調だし。
どれも簡単だけど、I’m good.ばかり使っているな、という人はぜひこちらで紹介した表現も取り入れてみてください。「いつも通り」と答えたところで相手に「どうしたの?」と心配されることもありませんので気軽に使って問題ありません。
「色々大変だよ」と言いたいときの表現
日常生活や仕事で本当にバタバタしているときは、無理にI’m good.と言わなくても大丈夫です。ここでは「大変だけどなんとかやってるよ」というニュアンスの表現を紹介します。
Surviving. 「なんとか生き延びてるよ」
直訳すると「生き延びている」ですが、忙しくて余裕がない状況を軽く表現するときに使われます。
例文1
A: How are you these days?
B: Surviving, to be honest. It’s been a crazy month.
A:最近どう?
B:正直、なんとか生き延びてる感じだよ。今月は本当に大変で。
Living the dream. 「最高だよ(皮肉っぽく使われることが多い)」
直訳すると「夢のような生活をしている」ですが、実際には皮肉として「まあ、大変だけど頑張ってるよ」というニュアンスで使われることが多い表現です。言い方やトーンによって、本当にポジティブな意味にも、自虐的な意味にもなるので、使うときは声のトーンに注意しましょう。
例文1
A: How’s the new job going?
B: Oh, living the dream. I’ve had three meetings before lunch and my inbox has 200 unread emails.
A:新しい仕事どう?
B:まあ最高だよ(笑)。もうランチ前に会議3本こなして、受信箱には未読メール200件だけどね(苦笑)。
Hanging in there. 「なんとか踏ん張ってるよ」
直訳すると「そこにしがみついている」ですが、大変な状況でもなんとか持ちこたえている、というニュアンスで使われます。
例文1
A: I heard things have been tough lately.
B: Yeah, just hanging in there.
A:最近大変だって聞いたよ。
B:うん、なんとか踏ん張ってる感じ。
Fine, until now! 「今までは大丈夫だったんだけどね!」
一見ポジティブな返事に見えますが、”until now”を付け足すことで「あなたが聞いてきた今、まさに何かが起きた」というユーモラスなニュアンスになります。この後に実際に起きたことを続けて説明する形で使われます。
例文1
A: How’s your day going?
B: Fine, until now! My laptop just crashed and I lost an hour of work.
A:今日の調子はどう?
B:今までは大丈夫だったんだけど!ちょうど今パソコンがクラッシュして、1時間分の作業が消えたところ。😱

Fine, until now!は、言われた相手も思わず笑ってしまうようなユーモラスな返し方ですよね。「もう聞いてよ!」のようなニュアンスで、大変さを軽く伝えられるのがいいなと思います。
おまけ1:英語での挨拶を苦手に感じないためのコツ
英語に苦手意識を持っているときは、How are you?の挨拶さえ苦手に感じてしまうときもあるかもしれませんが、私が英語での挨拶に対する苦手意識をなくすために心がけたことを紹介したいと思います。
それは、実はとてもシンプルだったことですが、「挨拶は、することが大事なのであって、挨拶で言う内容はそれほど気にしなくていい」ということです。
日本語でも、挨拶で言う言葉そのものよりも「あの人はいつも挨拶をしてくれる」という事実のほうが相手をいい気持ちにすることができますし、大切ですよね。上で色々英語表現を紹介していますが、英語での挨拶に苦手意識がある人はまず、内容にこだわらず自分から英語での挨拶を心がけるようにするといいと思います。
また、How are you?は日本語で言う「おはよう」や「こんにちは」くらいに軽い感覚で使われます。日本語でも「元気ー?」「うん、元気元気~!」と軽くやりとりをして他の話題に移ることがあるように、挨拶のHow are you?に対しては実際に元気かどうかの正確性や詳細を求められることはあまりありませんので軽く流すくらいで大丈夫です。
例えば、会社の廊下でちょっとすれ違うときにHi. How are you?と声をかけ、そのまま歩いて去っていく人もたくさんいるので、そういう場面では、そんなにHow are you?に対する返事の内容は気にしていないのだな、と感じます。
A: Hi, how are you?
B: Hi, I’m good. How are you?
A: I’m good.
B: That’s good.(そして笑顔で過ぎ去っていく)
初めてこの会話を見かけたときは「それだけ!」と少しびっくりしましたが、「英会話が始まる!」とちょっと緊張していたので気持ちが楽になりました(笑)
おまけ2:スモールトークのコツ
How are you?と言われたら、今日の自分の調子はどうだろう、などと考えずにとりあえず何か返事をしてしまい、ちょっとした立ち話をするような状況であれば、「今日は暑いね(It’s hot today, isn’t it?)」とか「週末はどうだった?(How was your weekend?/Did you have a good weekend?)」などのちょっとした会話(スモールトーク)に移るのがいいでしょう。
英語での会話が苦手だと言う人に役立つスモールトークのコツとしては
- And you?などを使って相手の話を引き出す(⇒自分から話すことがあまり浮かばないときに聞き上手になる)
- 金曜日ならHappy Friday!やWhat’s your plan for the weekend?など週末の話を振る
- 月曜日ならHow was your weekend?と週末の話を振る(ありきたりに聞こえるかもしれませんが、実際にかなり使えます)
- How’s work?やBusy?など仕事に関する話を振る
- How’s everything going?やHow are things?など最近どう?と聞いてみる
などが無難でありきたりのようですが、実際にとても使えます。
英語での挨拶に苦手意識を感じて、自分から知り合いや同僚、近所の人に声をかけるのにためらってしまったときはぜひこのコツを思い出してみてください。
まとめ
How are you?への返事は、I’m good.だけでも十分ですが、相手との距離感や自分の状況に合わせて使い分けられると、会話にもう一歩深みが出ます。
フォーマルな場面ではVery well, and yourself?、久しぶりに会った人にはSame old same old.、本当に忙しいときはSurviving.やHanging in there.のように、状況に応じた一言を選んでみてください。



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