ネイティブ英語#20:「期待外れ」「がっかり」は英語で?【英語表現】

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「期待外れ」と英語で言いたいとき、みなさんは何と言いますか?

 

まずはdisappointing「がっかりさせるような」という単語や、比較表現を使って”~ wasn’t as good as I had expected”「期待していたほどよくなかった」のような言い方が浮かぶかと思います。

 

しかし、ネイティブの会話や海外ドラマの英語を聞いていると、これ以外にも「期待外れ」表す英語表現がたくさん出てきます。

 

何かが期待外れだった、というような話は日常会話でよくあることなので、全部使いこなせる必要はなくても、出てきたときに理解できるようにはしておきたいですね。

ここでは、「期待外れ」と言いたいときに実際にネイティブが使っているのを聞いたことがある表現をまとめて紹介します。

 

「期待外れ」を表す英語表現

don’t live up to (one’s) expectations 「期待していたほどよくなかった」

この表現は、up to ~「~まで」の意味を知っていたらも意味が想像できるかもしれません。

don’t live up to ~は「~ほどはいかない」となり、don’t live up to expectations「期待に達するまではいかない」⇒「期待外れ」となります。

expectationsの前にmyやhisなど誰の期待していた通りなのかを表す所有格を入れてもいいですし、省略しても構いません。

また、expectation(期待)は通常複数形で使われます。

 

【例文1】
A:How was the inspection? Did the venue look good for the next event?
B:Well… their catering options didn’t live up to our expectations, so I don’t think we’ll go with the place.

A:インスペクション(=内見、見学)はどうだった?その会場は次のイベントに向いてそう?
B:いやぁ、ケータリングのオプションが期待外れだったからそこは選ばないと思う。

【例文2】
How was the movie? Did it live up to your expectations?
その映画はどうだった?期待通りだった?

 

a letdown 「期待外れ」

Let + (人) + downで「(人)をがっかりさせる」という意味になりますが、これが名詞になるとa letdownで「期待外れ(な事・人)」「がっかり(すること)」となります。

 

【例文】
The prize of the competition was such a letdown. 
コンペの賞金は本当に期待外れだったよ。

 

a bummer 「がっかり」

a bummerというのは、映画やネイティブの会話を聞いていると、この表現のほうが上の2つよりもよく聞こえてくる気がします。

かなり砕けた表現で、「がっかり」というよりも「クソ」ぐらいのちょっと失礼なニュアンスです。

 

英英辞書でbummerを調べると、

bummrer:
a situation or event that is unpleasant or disappointing(Cambridge Dictionary
 「不快やがっかりさせるような状況や出来事」

a situation that is disappointing or annoying(Longman Dictionary
 「がっかりまたはイラつかせるような状況」

とあり、a bummerは状況や出来事に対して使う表現で、人に対しては使われないことがわかりますね。

bummerの前には常にaをつけて使われます。

動詞で使うときはbe動詞+bummed (out)で「がっかりしている」となります。

 

【例文1】
Why is it raining when I’m wearing new shoes?! What a bummer! 
 新しい靴を履いているときになんで雨が降るの?がっかり!

【例文2】
I was bummed out that I didn’t get a promotion this year. 
 今年は昇給なしでがっかりした

 

is not all it’s cracked up to be. 「評判ほどよくない」「期待したほどではない」

少し長く感じますが、be動詞の時制が変わるくらいしか変化する場所はないのでリズムで覚えられればいいと思います。

~ is cracked up to beは

be cracked up to be something:
to be said to be something, either something bad or something good(Cambridge Dictionary

「世間的にどう評価されているか」

という意味ですので、

not all it’s cracked up to be

to not be as good as people have said(Cambridge Dictionary)

「周りが言うほどよくない」という意味になります。

 

「期待通り」と訳されることもありますが、「周りが言うほどいい/よくない」という意味での「期待」に対して使われます。

 

【例文1】
The new TV drama isn’t all it’s cracked up to be.
 「その新しいテレビドラマは期待外れだ

【例文2】
The new software wasn’t all it was cracked up to be.
 「その新しいソフトウェアは評判ほどはよくなかった

 

いかがでしたか?

全部暗記して使いこなそうとしなくても、出てきたときに意味が分かれば十分OKだと思います。

いつかこれらの表現に出くわしたときに「意味が分かるぞ!💡」となれば嬉しいです。

 

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