【スラング・ビジネス】チャットやメールでネイティブがよく使う英語の略語10選

ビジネスのチャットでも使える英語の略語まとめ ビジネス英語

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英語で同僚とチャットやメールをしているときに、さらっと略語が使えるとかっこいいですよね。

ビジネスのシーンにおいてチャットやメールでネイティブがよく使う英語の略語を厳選し、例文や解説付きで紹介します。

 

ビジネスでもスラングや略語は使われるの?

スラングや略語というとカジュアルなイメージがあり、ビジネスで使用してはいけないのでは?と思う人もいるでしょう。

しかし、ビジネスシーンでもネイティブはスラングや略語を結構たくさん使っており、私自身、チャットやメールを見て「???」となって調べることがよくあります。

日本語でも「なるべく早く」を「なるはや」と言ったり、「相見積もりをとる」を「あいみつをとる」と言ったりするように、ビジネスシーンでもややカジュアルな表現は使われていますよね。

 

ビジネスでもスラングや略語が使える場面・使えない場面

とはいえ、ビジネスのどの場面でもスラングや略語を使ってもいいというわけではありません。

規約や規定などの文章や公に出すような文章を書く際にはスラングや略語はもちろん使うべきではありませんし、社内向けの文章でも、会社全体や多くの人に向けた文章にはスラングや略語は好まれません。

Teamsなどのチャットや、少人数向けのカジュアルな内容のメールに留めておくのが無難といえます。

また、目上の人に対しての使用は、社風やその人との関係性によるので気を付けたほうがいいでしょう。

例えばオーストラリアでは、一般的な日本の会社と比べるとフレンドリーでフラットな人間関係と言われており、私の会社では、チーム内のチャットで立場の上下にかかわらずスラングや略語が頻繁に使われています。

みかん
みかん

まずは他の人がスラングや略語をたくさん使っているか観察し、使っていれば自分も使うようにしましょう!

 

ビジネスシーンで役立つ英語の略語10選

ビジネスシーンで役立つ略語・スラング一覧

略語何の略?意味
FYAfor your action要対応、要返答
RSVP(フランス語のRépondez s’il vous plaît )(出欠の)返事をお願いします
OTPon the phone電話中
ty / thxThank you. / Thanks.ありがとう
NP / Nws(豪)No problem. / No worries.気にしないで
the COBthe close of business終業時
OOOout of office外出・休暇で不在中
AFKaway from keyboard離席中
TBCto be confirmed確認中、未定
10RTFMRead the f*cking manualマニュアルを読めよ。(失礼な表現なので使用注意)
ビジネスシーンで役立つ略語・スラング一覧
みかん
みかん

単語学習のカギは、「その単語に出会う回数をとにかく増やすこと」です。下の表のスクリーンショットをとって、通勤中などのスキマ時間を使って、覚えるまで毎日見返すのがおすすめです。

 

ビジネスシーンで役立つ英語の解説と例文

FYA = for your action 「要対応、要返答」

FYAは、相手からの返事を求めるときや、何かの対応を求める時に使われます。メール本文でも使われますが、件名の冒頭に「FYA:」とコロン(:)付きで使われることが多いです。

似た状況で使われる略語としては、「至急」を意味するASAP ( as soon as possible)「なるべく早く」があります。ASAPを頻繁に使うと相手にプレッシャーを与えてしまい、嫌がられるので気を付けましょう。

FYAやASAPと書かれたメッセージを受け取ったときは、催促のニュアンスが込められているので、すぐさま対応をすることが期待されています。

一方で、特に対応は不要だが情報共有しておきたいというときには、「ご参考までに」という意味で使われるFYI(for your information)が使われます。

【例文】
(メールの件名で)
FYA: Fwd: Event date confirmed
「要対応:転送:イベント日程確定」

(メール本文で)
Looks like the details have been confirmed. Can you send out an invitation to the guests asap? Thanks!
「詳細が決まったみたい。至急ゲストに招待状だしてくれる?よろしく!」

 

RSVP 「出欠の返事をお願いします」

イベントの招待文などに添えられ、出欠の返事が欲しいときに使われます。

フランス語の略語ですが、そのまま「アール・エス・ヴィ・ピー」と読みます。

カジュアルなメッセージでも、フォーマルなメッセージでも使用可能です。

【例文】
We are planning a Christmas dinner for our team at Darling Harbour. Please RSVP by next Friday.
ダーリンハーバーでチームのクリスマスディナーを企画しています。来週の金曜日までに出欠の連絡をお願いします。

RSVPを「出欠の返事をする」という動詞として使うこともあり、過去形・過去完了形はRSVPedやRSVP-edではなくRSVP’dと綴ります。If you haven’t RSVP’d, please do so.「もし出欠の返事がまだならお願いします。」などのように使います。

 

OTP = on the phone 「電話中」

チャットやSNSで「すみません、今電話中です」と言いたいときに使える略語がOTP。短いので通話中でもさっと入力できて便利ですよね。

OTPはone time password「ワンタイムパスワード」の略としても使われますが、どちらの意味で使われているかは文脈で判断しやすいので問題ないでしょう。

【例文】
A: Do you have time for a quick chat? I’ve got some questions.
B: otp, give me 5

A:ちょっと話せる?質問があるんだけど。
B:今電話中。5分待ってね。

 

ty もしくは thx = Thank you. 「ありがとう」

同期や仲のいい同僚に対して「サンキュー!」と使うのと同じように、英語でもカジュアルにお礼を言うことがあり、TYやThxのように略されます。

 

NP = No problem. もしくは Nsw = No worries. 「気にしないで」

TYやThxと言われたときのカジュアルな返事として、NPやNwsがよく使われます。

大文字でも小文字でも特に違いはありません。

Nwsは、No worriesというオーストラリアでよく使われる表現です。

 

the COB = the close of business 「終業時」

「今日中に」と何かの対応の締め切りを言いたいときに使われる略語です。

【例文】
Please confirm the address and contact number by the COB today.
「住所と連絡先番号を今日の終業時までに確認するようお願いします。」

 

みかん
みかん

by the COB「終業時までに、今日中に」はたいてい午後5時を指すことが多いですが、時差がある相手とやり取りをしているときは具体的な時間と、どのタイムゾーンなのかを明記したほうがいいでしょう。

 

似た略語としてはEOD(end of day)「日の終わり」EOW(end of week)「週の終わり」があり、Please respond to me by EOD.「今日中に返事を下さい」のように使います。

EODは夜中の12時ではなく、基本的には午後5時を指します。

 

OOO = out of office 「不在中」

出張などで社内にいないときや休暇で職場を離れているときに「不在です」と言いたいときに使われます。

よく使われる場面としては、不在中に届いたメールに対する自動返信メールで、下記のように使われます。

Thank you for your message. I am OOO until the 10th of March and I am not able to respond in a timely manner. If you need immediate assistance, please contact our support team at (email address / phone number).

ご連絡ありがとうございます。3月10日まで不在にしており、すぐにはお返事ができかねます。急ぎでサポートが必要な場合はサポートチーム(連絡先)まで連絡をお願い致します。

 

AFK = Away from keyboard 「離席中」

「キーボードから離れている」つまり「離席中」という意味の略語です。

オンラインゲームでよく使われてましたが、リモートワークが普及した昨今ではビジネスでも使われています。

似た略語としては、BRB(be right back)「すぐ戻ります」があり、トイレ休憩や宅配を受け取りに出るときなど、AFKよりももっと短い間席を外すときに使われます。

I’m AFK now. Will check when I’m back. 
「今席を外してるの。戻ったらチェックするね。」

 

TBC = to be confirmed 「確認中、未定」

Confirmは「~を確認する」という意味で、to be confirmedは「これから確認されることになっている」という意味から「確認中、未定」と訳されます。

文章の中でも使われますし、表の中に「TBC」とだけ書くように、単独で使うこともあります。

同様の略語としては、次の2つがあります。TBCと一緒に覚えておくと便利です。

  • TBA = to be announced 「後日発表、未定」
  • TBD = to be deciced/determined 「後日決定予定、未定」

どれも「未定」と訳されますが、多少のニュアンスの違いがあります。

  • TBC … 仮で決まっているが、最終確認中
  • TBA … イベントなどで、日や場所は決まっているが、担当者などの詳細これからお伝えしますというときなど
  • TBD … 企画や計画をしているときに、これから決めるべき項目として

 

RTFM = Read the f*cking manual. 「マニュアルを読めよ」

読めばわかることをわざわざ聞かれたときの悪口として使われます。

悪口ですので積極的に使うというよりも、誰かが使っていたら意味がわかるくらいで十分だと思います。

【例文】
That customer doesn’t RTFM and keeps contacting us. So annoying. 
あのお客さん、マニュアルも読まないでこっちに連絡してばっかり。うっとうしいわ。

 

 

いかがでしたか?

すべて使いこなせるようにならなくても、まずは意味がわかるようになれば、ネイティブがいきなりチャットやメールでこうした略語を使っていても相手が何を言っているか理解することができます。

それだけでもひとまずは焦ったり聞き返したりすることがないのでスムーズにコミュニケーションが取れるようになりますよね。

誰かが使っているのを見たり聞いたりしたときに「わかるぞ!💡」となったら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました 😊

 

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